2020年、東京で2回目の夏季オリンピックが決定しました。
今からワクワクしてしまいますね。
東京がオリンピック招致活動をしていた頃は、皆さんピンときていなかったというか、あまり盛り上がっていませんでしたが、決まったとたんに「オォー!」という感じで実感が沸き、関心の対象になりましたね。
一応エンブレムやメイン会場のことは一段落しましたが、この東京五輪決定によって様々な計画が動き始めています。
お祭り大好きな日本人は、お祭りの準備も大好き。
この、わずか2週間のお祭りのために国をあげて最高のおもてなしの準備を行います。
その中で、日本という国自体のその後の生活さえ変わるほど発展に影響する新たなプロジェクトも数多く進みます。
どの国でも、そんな新たな発展や経済への影響が期待できるオリンピックが自分の国で行われたいから立候補します。
では、前回の東京オリンピックではどんな新たな発展や影響があったのでしょうか?
代表的なものをサラッとまとめてみます。
前回の東京オリンピック(1964年)
https://ja.wikipedia.org/
昭和39年10月10日から10月24日の期間にかけて東京で開かれた第18回夏季オリンピックです。
開会式の10月10日は、昭和41年から「体育の日」として国民の祝日になりました。
実は1940年(昭和15年)東京オリンピック開催が決まっていたのですが、決定した1936年(昭和11年)の翌年から日本は日中戦争に突入し、開催する権利を返上しています。
その後第二次世界大戦で日本は敗北しましたが、その後驚異的な復活をし、1959年(昭和34年)立候補の末、再び開催が決定しました。
日本が再び国際社会の中心に復帰するシンボル的な意味を持った大会となり、大きな盛り上がりを見せました。
この復興段階での新たな開発、発展の内容を見てみましょう。
新幹線
http://shinkansen50.jp/
東海道新幹線はオリンピック開幕に合わせて開業されました。
1959年(昭和34年)4月20日に着工し、なんと5年後の1964年(昭和39年)10月1日に開業しました。東京オリンピック開催日の10日前!
当時の関係者の並々ならない気合を感じますね。
東京モノレール
http://www.tokyo-monorail.co.jp/
こちらも1964年(昭和39年)9月17日、浜松町駅から羽田駅の間で開業しています。開業当時は途中に停まる駅はなく直通便でした。
首都高速道路
http://www.shutoko.jp/
1959年(昭和34年)に首都高速道路公団が誕生し、オリンピック開催に合わせるように羽田空港から都心の主要都市を結ぶ道路を開通させました。
大型ホテル
https://www.flickr.com/
1962年(昭和37年)オリンピック委員会と政府が、オリンピック関連の多くの外国人受け入れのための宿泊施設建設に財界にお願いし、大型ホテルが次々建設されました。
ホテルニューオータニ、ホテルオークラ、東京ヒルトンホテル、東京プリンスホテルなどが続々開業しました。
ユニットバス
http://suumo.jp/
それまでのお風呂場作りは、部屋を作りタイルを1枚ずつ貼って湯船やトイレをセットしていましたが、急ピッチで何万人分のホテルの部屋をつくるためTOTOなどの会社がこのユニットバス工法を開発しました。
http://suumo.jp/
職人数人が1部屋1ヶ月ほどかかっていたお風呂やトイレの工事が、工場で大量に作ったこのユニットバスを運び込んで設置するだけでなので、数時間に短縮されました。
ニューオータニでは1000室以上ある全客室へのユニットバスの設置を3か月半で完了したそうです。
ポリバケツ
https://www.sekisui.co.jp/
オリンピックをきっかけに誕生したものはインフラだけではなく、その後の私たちの生活にも影響を及ぼす商品なども多数あります。
一つ目は「ポリバケツ」
当時は各家庭の路上にごみ箱が置かれ、その中にゴミがむき出しで出されている状態でした。
そこで積水化学が1961年「オリンピックをきれいな東京で」というキャッチコピーのもとに販売したフタつきのポリバケツが大ヒット。その後は当たり前の様に使われるようになりました。
タクシーの自動ドア
http://www.toshintec.co.jp/
東京オリンピックが開催された年に、海外からのお客様へのサービスとして東京の大手タクシー会社が新車導入の際にこぞって導入したことから、全国に普及しました。
ピクトグラム
「ピクトグラム」なんて言い方をすると、ほとんどの人は何のことか分からないと思いますが、図を見ていただければ一発で分かると思います。
http://hinodeart.jp/
これがピクトグラムです。文字で書くと「分かりやすい絵と色の違いなどで誰にでも一目で意味がわかるようにイラストにしたもの」です。
まさにこの、文字で書くより図を見ていただければ一発で分かるデザインのことですね。
このピクトグラムが生み出されたのも東京オリンピックです。
日本人のおもてなしの精神が、このデザインを生んだのでしょう。
今や世界中どこでも通用する、あのトイレマークも日本で生まれました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?オリンピックによってもたらされた様々なものが、その後の私たちの生活や環境に多くの影響を与えていることが分かると思います。
次回2020年東京オリンピック開催に向けての準備も着々と進んでいます。
今度の五輪ではどんな新しいものができて、その後の私たちにどんな発展をもたらしてくれるのでしょう。
期待に胸がふくらみ、開催が待ち遠しい限りです。
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