2016年09月11日

松葉ガニ、越前ガニ、ズワイガニってどう違うの?カニの美味しいお話

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美味しいカニといえば、ズワイガニやタラバガニ、毛ガニなどの名前をよく聞きますよね。
秋から冬にかけての9〜11月にはカニ漁も解禁になり、いよいよ美味しいカニの季節になります。

ところで松葉ガニ、越前ガニって、どちらも同じズワイガニで獲れる場所で呼び方が変わるだけです。
では、なぜ区別してそう呼ぶのか?をカンタンにサラッとお知らせします。


まずはズワイガニについて


ズワイガニはチョキチョキのハサミをふくめた10本の足がある「十脚目ケセンガニ科」という種類に分類されるカニです。
ちなみに同じく有名なタラバガニの足は8本で、こちらはカニではなくヤドカリに分類されます。

ズワイガニの「ズワイ」という名前は、その細く長い足から、細い木の枝のことを昔「楚(すわえ、すはえ)」といっていた所からそう呼ばれたそうです。
ズワイガニの特徴はオスとメスの大きさがぜんぜん違うところ。オスのこうらの部分は12〜14cmくらいですがメスはその半分くらいです。
これは、脱皮をくりかえして大きくなるカニが、メスは親になると産卵を繰り返すので脱皮しなくなり成長が止まってしまうためです。
私たちが食べることが出来る、一般に売っているズワイガニはほぼオスで、メスは獲れた産地で殆どが食べきられています。

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松葉ガニ、越前ガニ


では松葉ガニや越前カニとは、どういったズワイガニなのでしょうか?
取れる場所によって名前が違う、と説明しましたが具体的にどこでとれるのでしょう?

松葉ガニは京都府から島根県までの山陰地方の日本海で獲れたズワイガニです。
一方の越前カニとは、福井県で獲れたズワイガニをさします。
どちらも旧地方名からついた名前ですね。

kanitizu.png

でも、それだけの違いではありません。
松葉ガニ、越前ガニともブランドガニといわれるお高いカニで、一般的に売られているロシア産やカナダ産のズワイガニは手軽な価格で食べられるのに比べて国産のカニとなると高価になり、特にこのブランドガニは輸入物と比べると一桁ちがう10倍近い値段で販売されています。
松葉ガニ、越前ガニには産地の証明と、ブランドガニとしての品質を保証するためにプラスチックのタグが付けられて、その違いをはっきりさせています。

越前ガニ
eizenntagu.jpg
出展:http://www.qkamura.or.jp/

松葉ガニ
matubatagu.jpg
出展:http://oneutikakaku.ocnk.net/

おいしいカニの事について


ではそのブランドガニと外国産のカニの味は10倍の値段ほど違うものなのでしょうか?
カニの味はカニの育った環境で決まります。カニは海の深いところに住んでいて、魚の様にあちこち泳いで移動したりしないためです。
ロシア産やカナダ産のカニは、日本より北の冷たい海に住んでいるので、身が引き締まっていて充分に美味しいです。
しかしズワイガニはとてもデリケートなカニで、扱い方によって全く味が変わってしまうほどです。
ブランドガニは当然取り扱いにとても気を使っていますが、外国産のカニは日本にくるまでの時間が長く中国で加工されるなど、鮮度や扱いも国産とは異なります。
当然、東京で食べるカニと、獲れたての漁港近くで食べるカニとでも美味しさがまるで違うとも言われています。
旬の時期には漁港近くの旅館は予約でいっぱいとなります。
そんなことからも鮮度の良いブランドガニはいかに美味しいかがわかるでしょう。

まとめ


美味しいカニは、一般的に食べるカニが少し海臭いというか生臭い匂いがあるのに対して、全くイヤな匂いがしません。
また甲羅に黒いツブツブがたっぷり付いている国産のカニが実も詰まって美味しいとされています。そのツブツブの正体は、カニに寄生するカニヒルというヒルの卵です。

kanibiru.jpg
出展:http://www.pref.kyoto.jp/

ツブツブが多く、そしてカニの裏面が白くて、ツメや足をつまんでブヨブヨしていないカニは当たりです。
是非鮮度のいい、美味しいカニを選んで、茹でて、焼いて、たべてみてくださいね。

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posted by JOHN at 16:11 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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