2016年10月26日

カジキマグロはどんなマグロ?図鑑にのってないマグロ、実はカッコよくて美味しいカジキの話

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出典:http://recipe.rakuten.co.jp/

カジキマグロってお寿司屋さんにあまり置いて無いですよね。食べてみたいのに。
「カジキっていうマグロくださいー」なんて注文はしないでください。
カジキマグロはマグロではありません。見た目もぜんぜん違います。
また「カジキマグロ」という呼び名も正式な名前ではないので、図鑑には載っていません。
ではなぜカジキマグロと呼ばれたり、商品として売っているのでしょうか?
カジキマグロってどんな魚なの?今回はカジキマグロと呼ばれる「カジキ」をサラッと。

カジキという魚


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出典:http://aquatotto.com/

上の写真を見れば「あーこの魚ね」って分かる方も多いと思います。
カジキマグロの正体は、正式名「カジキ」と言う名前の魚です。
大きな魚で、体長4m以上になるカジキもいます。
ツノのような大きな剣が印象的ですね、かっこいい感じ。

「カジキ」の名前の由来は「舵木(かじき=船の舵(かじ)をとる為の硬い木の板)」をも突き通す鋭い剣のようなツノを持っているので、舵木通し(カジキドオシ)と呼ばれ、それを略して「カジキ」になったそうです。

その特徴の頭にある剣のような長いツノ?鼻?何これ?

これは「吻(ふん)」と呼ばれる部分が長く伸びた状態と言います。
「吻」と言うのは、「脊椎動物(せきついどうぶつ=背骨のある生き物)」では、目の下から口あたりまでの飛び出した部分を指します。

動物は色んな種類がありますので全部一緒には出来ないのですが、大体その眼の下から口あたりまでを「吻」と言い、人間なら「鼻」になります。
「接吻(せっぷん=キス)」は鼻を接することが由来ということになるのですね。

魚の「吻」は、ここに鼻はないので口やアゴが飛び出していることが多く、カジキの剣のような「吻」の部分は上アゴにあたります。

カジキはこの吻を振り回して、エサになる魚を気絶させてから食べています。
また敵に襲われた時にも有効で、大きなサメなどと戦うときにも使ったり、人間に釣り上げられそうになると、この吻で果敢に船に向かって襲いかかってくる時もあります。

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カジキの種類



カジキは世界中に10数種類ほど確認されていますが、日本近海で見られる代表的なカジキを紹介します。


■メカジキ
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出典:http://sailorsforthesea.jp/

カジキは「スズキ目カジキ亜目」という分類に属する魚で、メカジキ科とマカジキ科の2種類に分かれます。
メカジキ科に属するのはこの「メカジキ」だけで、その他は全て「マカジキ科」に属します。
メカジキはカジキの中で一番大きな種類で全長4m、体重300kgを超える成魚になります。
メカジキは脂の乗ったピンク色の白身で、煮付けやフライ、ムニエルなどで美味しくいただけます。バターとの相性がよく、バターソテーやステーキにするととても美味しいですよ。

■マカジキ
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出典:https://hachimenroppi.com/

水色のしま模様がきれいな、的全長3m、体重100kgを超える大きなカジキです。
マカジキの身は赤身で、マグロの赤身にとても似ていることから、カジキマグロと呼ばれるようになったと言われています。
カジキの中で最も美味しいと言われていて、新鮮なマカジキの身は朱色で柔らかく、お刺身は筋がほとんど無くさわやかで、美味しくいただけます。

■クロカジキ
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出典:http://www.japantuna.net/

マカジキによく似ていますが、成魚は全長2.5m、体重100kgほどとマカジキより一回り小さいものが多いのですが、時に記録級のドデかいクロカジキが釣り上げられたりします。

体の側面に水色のしま模様があり、釣り上げられると体の色が鮮やかな青色になるので英語で「Blue marlin(ブルーマーリン=青いカジキ)」と呼ばれています。
しかし、死んでしまうと黒色になってしまいます。日本名はそこから「クロカジキ」と付けられたようです。

■シロカジキ
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出典:http://shiawasenokatati.blog.shinobi.jp/

全長4.6m、体重750kgになるものもいる、最重量級の大型カジキです。

こちらの英名は「Black Marlin(ブラックマリン=黒いカジキ)」と呼ばれ、泳いでいる時は黒に近い濃い青色ですが、死んでしまうと白っぽい色になることから日本名は「シロカジキ」と呼ばれます。クロカジキと全く逆ですね。


スポーツフィッシングのあこがれ


スポーツフィッシングを趣味の釣りとすると、そのあこがれは船を走らせて、えさやルアーを引いて大型の魚をねらう釣りで「トローリング」と呼ばれるフィッシングです。

よくテレビで梅宮辰夫さんや松方弘樹さんが、船をしたててやっている、あの釣りです。
より大きな魚を釣ることを目的としていて、クロマグロやこのカジキを狙っています。
時にはバケモノ級のカジキが釣れることもあります。
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出典:http://www.big-game.jp/kaziki/k4/k4_2/index_1.html

クルーザーに乗って、数百キロの魚を何時間もかけて釣る楽しみは、釣り好きの人たちにとって代えがたい幸せがあるのでしょう。


まとめ


ゲームスポーツとしての釣りの対象でもあるカジキですが、その味も絶品でとても美味しくいただけます。
とくにオススメはメカジキをバターでソテーしたステーキ。これ絶品です。

釣りの対象としては豪華で贅沢な印象ですが、料理の素材としては庶民的でカンタン美味しいカジキ、実はデカくてツノっててカッコいい魚なんだよなー、と思い出していただきながら美味しく頂いてみてはいかがでしょうか。

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posted by JOHN at 00:18 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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