2017年03月12日

絶品「のどぐろ」はアカムツだった!でも。。。のどぐろの秘密と超高級魚になった理由

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出典:http://item.rakuten.co.jp/isomaru/

「のどぐろ」はアカムツという魚の呼び名です。以上ー。

という訳にはいきませんよね。

アカムツは口の中が真っ黒で、まるでノドが黒いように見えるため日本海側の沿岸で呼ばれていた別名で、その美味しさと高級なお値段から一躍「のどぐろ」の名前が全国区で有名な魚になりました。

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出典:https://matome.naver.jp/

なぜそんな高級なのか、美味しいといってもどんな味なのか、またアカムツの秘密までサラッとご紹介します。

■アカムツ(のどぐろ)はムツじゃない?


アカムツは体が赤い魚です。赤いムツだからアカムツ、と思われていますが、実は魚の分類で言うと「スズキ目ホタルジャコ科」に属しています。
ムツという魚は「スズキ目ムツ科」に分類される魚のことをさしますので、アカムツはムツではありません。
似た魚で体が黒い「クロムツ」という魚がいますが、こちらは「スズキ目ムツ科」なのでムツの仲間です。ややこしいですね。
ムツの美味しさに負けない、ムツに似た赤い魚なので「アカムツ」と命名されたのでしょう。

ムツ
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出典:http://www.zukan-bouz.com/

クロムツ
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出典:http://www.zukan-bouz.com/

すこし昔「銀ムツ」という名前でスーパーなどに並んでいた切り身の魚、覚えがある方も多いかと思いますが、こちらもムツではなかったため2003年正式にJASで表示を禁止されて「メロ」として、主に「マジェランアイナメ」などの魚を販売しています。
「メロ」に比べればアカムツはムツに近い魚なのですが、正式なムツは世界中でも3種類しかいないとされていますので、名前に「ムツ」とついている魚のほとんどは正式なムツではないのです。

お魚業界ではよくある話で、「タイ(鯛)」も同じように名前に「タイ」とつく魚のほとんどがタイではないかもしれない、という話と似ていますね。
「タイ」の記事をよろしかったら参照してくださいね)

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■アカムツ(のどぐろ)はどうして高級魚になったの?



アカムツは現在では「超」がつくほど高級魚として扱われています。
「むつ」とは四国地方で「脂っこい」ことを「むつっこい」、「むつこい」、「むっちり」、「むつごい」と言い、そこから来ています。
ですので、ムツは脂ののった魚なのですが、この脂が劇的に美味しいのです。
北陸では「白身のトロ」と言われ、刺身はとろけるような舌触りで、煮物にしても焼いても絶品の上質な脂を堪能できます。
その中でもアカムツは赤い色のきれいな魚で、おめでたく重宝され特に人気が出た、という訳です。
アカムツは30〜40cmの体長のものが多いのですが、値段は小さなものでも1kgあたり2,000円以上、網ではなく手で釣った大型のアカムツは1kgあたり1万円以上になります。
アカムツの旬は秋から春にかけて、とても良い脂がのり食べごろです。

■まとめ



2014年、世界有数のテニスプレーヤーになった錦織圭が、全米テニスオープンに準優勝した帰国後の会見で「のどぐろが食べたい」と発言したことで、のどぐろ人気はさらに急上昇して、市場価格が2割上がったとの話もありました。
どんどん評価とお値段が上がっていくアカムツ。庶民の私たちの口に入る機会がどんどん遠ざかっていきますが、大きなものではなくても200g以上のアカムツは美味しいとされています。アカムツ(のどぐろ)のメニューのあるお店でお手頃なお値段で出会ったら、是非一度ご賞味してみてはいかがでしょうか。

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posted by JOHN at 13:46 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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