2017年07月08日

帰ってきた庶民の魚イワシ、カラダにも財布にもとってもイイネ!イワシの話

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出典:http://www.echocom.co.jp/

庶民の魚の代表格といえば「イワシ」。
昔はえんがわや玄関で、モクモク煙をたてて七輪で焼く姿がよく見られた、
ような感じがします。
すごく昔のイメージですね。
イワシは脂のりがいいので、火にかけると脂がしたたりその脂が燃えてモクモク煙が出ます。
特に梅雨になる6月の時期は、産卵を終えて丸々と太ったイワシは脂がのっていて、
「入梅鰯(にゅうばいいわし)」や「梅雨鰯( つゆいわし)」などと呼ばれ旬を迎えます。
触っただけでも脂がしたたるほど。
一方築地ではこのような太ったイワシを「金太郎イワシ」と呼び、高値を付けます。
考えただけでもヨダレものですね。
最近はイワシがだいぶお安くなり、1匹5~60円の激安価格で手に入ります。
しかしほんの10年ほど前は、なんと築地では1匹1,200円で販売されていた時期もありました。これはクロマグロやヒラメなどの高級魚並みですね。
なんでこんなに価格が激変するのでしょうか?
またイワシは3種類あるといわれています。じゃあいつもいただいているイワシは何なんでしょう。あと2つはアンチョビやサーディンなのかな?
いつも美味しいイワシについてサラッと。

イワシとは



イワシはニシン目ニシン亜目というお魚分類に属している魚をさします。
この仲間は世界中で獲れるので数百種類いるといわれていますが、日本ではニシン科の「マイワシ」と「ウルメイワシ」、カタクチイワシ科の「カタクチイワシ」の3種類の魚をイワシと呼んでいます。


■マイワシ
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出典:http://www.jfa.maff.go.jp

一般的に私たちがイワシと言っているのはこのマイワシのことが多いですね。
体長20cm前後で、背中は青緑色、お腹にかけて銀白色をしています。体側に黒い斑点が1列に並んでいるのが特徴です。2列あるものや斑点が全く無いものもまれにいます。
オイルサーディンのSardine(サーディン)はマイワシを含むニシン科の英語で、普通に「イワシ」と翻訳されます。



■ウルメイワシ
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出典:https://hachimenroppi.com/

体長30cm前後でマイワシより大きい。目が大きくて透明のマブタがウルウル潤んでるように見えるので「ウルメ」イワシです。かわいいですね。
背中側がマイワシより濃い青色でウロコが細かいのが特徴です。
イワシ3種の中では一番大きく旨味も強いので、お刺身にするととても美味です。



■カタクチイワシ
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出典:https://hachimenroppi.com/

体長10cm位の細長いイワシ。目が頭の前の方に寄っていて、吻が前に出ていて(吻はふん=接吻せっぷん【Kiss】の吻、人間でいう鼻の場所)下アゴが薄いので、片側にしか口が無いようにみえることから「カタクチイワシ」と呼ばれました。
スーパーではあまり見かけないイワシで、ほとんどが加工品となって出回ります。
Anchovy(アンチョビ)はこのカタクチイワシの英語。
カタクチイワシは人間だけでなく、食物連鎖のエサとしても重要な存在です。

なぜイワシは高級魚になったり庶民の魚になったりするのか


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大衆魚と言われるイワシやサンマ、サバやアジは、安くてたくさん売っている庶民の魚のイメージがありますが、たまに全然獲れなくなると「もはや高級魚だ」なんて言われ方をしますね。
大衆魚は時代時代で交代するようにバカ獲れしたり、突然姿を消したりを繰り返しています。
イワシが獲れなくなり、また最近帰ってきた原因は良くわかっていません。
クジラの行きすぎた保護で海がクジラだらけになり、エサのイワシがいなくなったという説や、地球温暖化や乱獲など、さまざまな説も出ていましたが、現在イワシは戻ってきています。
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出典:http://karapaia.com/

こういう説もあります。
レジームシフトという、地球規模の数十年間隔での気候や風の変化の現象が、大衆魚の増減に関係しているという説があって、それで大衆魚はある時期は腐るほど大漁に獲れたり、またある時期には全く獲れなくなったりを数十年間隔で繰り返しているのでは、とも考えられています。

バカみたいに大漁に獲れる魚が、その時代の大衆魚として主役を張ってきました。
サンマ、イワシ、サバ、アジは確かに激安だったり高級魚になった、なんて言われたりを繰り返してますね。


まとめ



やっとイワシが庶民の魚として戻ってきました。
「鰯」の漢字は陸揚げするとすぐに弱っちゃうから「よわし」→「イワシ」が通説です。
でも、梅雨時期が旬のイワシ。獲れたての新鮮なイワシは塩焼きやつみれ汁はもちろん、刺身でもマリネでも、フライやオイルサーディンと様々な美味しい料理に生まれ変わります。
またどっかに行っちゃう前に、今のうちたっぷり美味しくいただきましょう。


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posted by JOHN at 17:17 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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