出典:https://blog.goo.ne.jp/sugichan_goo
タコのお刺身や酢の物、しゃぶしゃぶに煮付け。美味しいですよね。
いつごろが旬なのかというと、なんと夏と冬。これどういうことかというと、タコは産地によって旬が違います。関東から北で捕れたものは11月〜1月、関西方面では夏至から11日後の半夏生(はんげしょう)に食べる習慣があります。
タコは世界に約200種類、日本近海でも60種ほど種類があるそうですが、日本で食べられているのは「真ダコ」「水ダコ」「イイダコ」などが主ですね。
タコの不思議な名前の由来
タコの見た目で一番特徴的なのは、なんと言っても頭から生えている8本の足。
見た目完全にエイリアンですね。名前の由来もそんな姿から来ているようです。
「タコ」は見かけから「多股(たこ)」(足が多いという意味)が語源だといわれているそうです。漢字でかくと「蛸(たこ)」ですが、この字は本来クモのことで「海に棲むクモ」という意味で「海蛸子」と表されていて、これが省略されたものだそうです。
「参照:雑学ネタ帳https://zatsuneta.com/」
また英語の「オクトパス(octopus)」はラテン語の「Octopus;オクトープス」から来ていて、元々は古典ギリシア語のオクト(8の意味、オクターブとか言いますね)+パス(プース、足の意味)だそうです。
日本読みも英語読みもやはり、その容姿の中でも目立つ足から名前付けられちゃってますね。
タコの不思議な生態
旬や名前の由来より不思議なのはタコの生態、これちょっとビックリです。
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1.タコは心臓が3つある
タコは普通の心臓の他に、エラ心臓というエラ(鰓)に血液を送ったり筋肉に酸素を送る心臓が2つ、合計3つの心臓があります。
2.タコは脳ミソが9つある
タコは普通の脳が1コと、8本の足それぞれに脳がついていて全部で9コの脳ミソを持っています。
足用の脳ミソは小さいようですが、それぞれの足をたくみに動かすために活躍します。
3.タコの血は青い
タコは捕まえてさばくと血が出ないので血液が無いようにおもわれていますが、生きているときは銅が含まれている青い血液がめぐっているそうです。
4.オスのタコの足の1本はおちんちん
タコの吸盤がついている、足と呼んでいる8本の「触腕」の内、「足として」使っているのは実は2本、あと6本は「腕として」使っていると言われています。
そしてオスのその「足」の2本の内、1本は実は生殖器になっているのです!
その「交接腕」をメスの体内に挿入することで受精させているのです。
メスはその後産卵しますが、ほとんどのタコのメスは卵がふ化すると死んでしまうそうです。
ちなみに吸盤の大きさが同じなのがメス、吸盤の大きさがバラバラなのがオスです。
生殖器は吸盤がないのでよく見るとわかりますよ。
5.タコは足が切れるとまた生える、けど。。
タコは危険を感じると足を切ってそれを犠牲にして逃げるというトカゲ的な技を持っています。またお腹が空くと自分の足を食べることもあるそうです。
足は再生するのですが、元の本数より増えて生えてきたり、再生は上手くコントロールが出来ないようです。
ちなみにタコの吸盤は何にでもくっつきますが、自分の切れた足にはくっつかないそうです。
6.足が96本あるタコがいる
足の再生が上手く出来ない例として、96本の足のあるタコが捕獲され志摩マリンランドに標本として展示してあります。
タコの種類
■マダコ
出典:http://webhitode.com/?p=719
日本人には一番なじみのあるタコですね。「マ(真)」が付く魚はその種類の中でも真(しん)の種類という種類でマダイ、マアジ、マサバなどと同じでタコの中のタコ、といった感じですね。日本中で獲れて体長60cmくらい、体重は1.5kg程度です。
刺身や酢の物、マリネなどでおいしく食べられます。刺身といっても生ではなく茹でタコを薄く切ったものがほとんどです。
■ミズダコ
出典:http://karapaia.com/archives/51762075.html
マダコよりも大きく、腕を広げると3〜5m、10kg超えのものも少なくありません。
水ダコというだけあって体も水っぽく、そのぶんヤワラカいのでしゃぶしゃぶ、塩辛などにも向いています。
■イイダコ
出典:https://nsakanaya.exblog.jp/
逆に釣れるタイプのタコで一番小さいといわれているタコで、大人で30cmほどのカワイイ奴です。
タマゴをかかえているイイダコは「いい持ち」と言い、その卵がご飯粒(飯)にみえることから「飯蛸(いいだこ)」と呼ばれるようになりました。煮付けると絶品のおいしさです。
出典:http://www.matsusyo.co.jphiruamiiidako1htm
ちなみに当然「いい持ち」はメスですが、イイダコのオスは「スボケ」と言われメスの半額以下で取引されています。ボケなんて可哀そうですが、その身はメスより柔らかく、イイダコの刺身はオスのほうが美味しいと言われています。
まとめ
食材としては地味な方のタコですが、よくアニメで描かれる宇宙人のような姿はあながち間違えではないほどの不思議で異次元的な生物だったんですね。
欧米では宗教上からも「デビルフィッシュ(悪魔の魚)」と言われ嫌われてきたタコですが、この生態をしると納得いくでしょう。しかし最近では日本食のブームにのり、タコの美味しさが世界中に知れ渡ることで価格も跳ね上がり、タコ焼きでも値段が上がってきています。
気軽に食べられなくなる日が来る前にたくさん食べときましょう。
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